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福島ハーメルン・プロジェクト ジョイントチームは一時保養・避難を支援します。

夏休みワクワク淡路島発見キャンプ(2016.7.28-8.1)

<参加者>    
福島 6家族(大人6人、子ども8人 計14人)
淡路への移住家族 1家族(大人2人 子ども2人 計4人)
ゲスト18人、ボランティア16人、スタッフ6人


□7月28日(木)
・7時15分 福島空港に13人が集合(1人は30日別便)。
・8時5分 ANA1696便で出発。
・9時45分 伊丹空港着。バスで三宮へ。今回、昼食の場所に選んだのは「賀川記念館」。賀川豊彦の業績を展示した記念館で、その中にある「天国屋カフェ」でご飯をいただきました。 そして神戸市中央区の東神戸診療所で、恒例の心電図・血液・甲状腺の検査と健康相談を受けました。この検査と健康相談はワクワクキャンプの大切な取り組みです。郷地先生をはじめ東神戸診療所の皆さん、今回も全面的なご協力をいただき、ありがとうございました。
・一行は高速バスで一路、淡路島へ。今回も宿舎は「ゲストハウス花野」(淡路市佐野)。経営者のけいすけさん・めぐみさんご夫妻と長女なっちゃん、長男きいち君次男さち君が元気に皆を待っていてくれました。今回は4家族が初参加のため、「薪でお風呂を沸かすので、夜中にお湯はでませんよ」など宿泊の注意点を確認。さあ、キャンプのスタートです!

□7月29日(金)
・キャンプ期間中の朝食は、花野で自然を大切した食事をいただきます。



・夏キャンプはやっぱり「海」と「水遊び」。花野の裏はすぐ海。今回も初参加の子どもが、生まれて初めての海水浴。水鉄砲大会、スイカ割りも盛り上がりました。
・この日の昼食と夕食は、花野の宿泊者用キッチンを借りて、チームスタッフのプロの料理人が腕をふるい、夕食の肉まんは参加者全員で作りました。保護者向けにはレシピ付きミニ料理教室を開催。保護者の皆さん、福島に戻って、美味しい「レモン鶏」が作れましたか?
・今回のキャンプでは、地元淡路に加え、遠く長野から多くの新鮮な野菜が届けられました。ところが、野菜嫌いの子どもが多い!しかし、そこはプロの料理人、さまざまな工夫を重ねた結果、野菜はどんどん子どもたちのお腹の中へ。スタッフだけが知っていた「子どもに野菜を食べさせるプロジェクト」はキャンプ中もずっと続き、いただいた野菜は、参加者の明日への力となりました。

□7月30日(土)
・キャンプ3日目は、花野から車で30分の「北淡県民サンビーチ」で海水浴。遠浅で、こじんまりとした海水浴場で、ここでの海水浴は夏キャンプの恒例行事。用事で福島出発が遅れていた保護者も合流して、全員集合です。
・昨年の夏キャンプで海デビューした子どもが、率先して浮島まで泳いでいくなど、大成長。こんな子どもの変化は、スタッフの大きな喜びです。シュノーケリングで泳ぐ魚のウオッチング企画も成功。存分に海を楽しみました。



・夕方、子どもたちがボードゲームに熱中する間、保護者の皆さんは「淡路ハイウエイオアシス」でお土産買い物タイム。淡路の思い出を、どっさり袋に詰め込みました。

□7月31日(日)
・キャンプ4日目は、野島体育館で地元小学生女子のバレーボールチーム「北淡JVC」と「チーム福島」のゲーム合戦です。昨年から始まった淡路の子どもたちとの交流イベントも3回目で、今回は淡路島で様々な新規事業を展開する企業の若手社員有志とのコラボ企画です。 ・開会と歓迎の辞を「北淡JVC」監督の北畑博さんからいただき、従妹同士で参加した2人が丁寧にお礼の言葉を述べて、ゲーム合戦開始。「大きな声で自己紹介ゲーム」「二人三脚リレー」「背中で立とう」「追っかけ玉入れ」と進み、「北淡JVC」がリード。しかし最後のゲーム「アカペラで当てるドレミファ・ドン」で「チーム福島」がまさかの大逆転。参加賞と勝利チーム賞を獲得しました。「北淡JVC」の皆さん、一緒に楽しい時間をすごしてくださり、ありがとうございました。



・夕方からは恒例のキャンプの旗つくり。今回の指導は、なんと「花野」のけいすけさん。花野の内装などは、彼の作品。けいすけさんのリードで「心をつなぐ・手をつなぐ」個性豊かな旗が完成しました。 ・最後のイベントのフェアウエルパーティー。まずは、ゲーム合戦でも歌を披露してくれた須田さんが、「花は咲く」「フニクラ・フニクラ」「ふるさと」を、アカペラで歌い上げ、大拍手!そして今回のメインゲスト「アワジカン」の登場です。アフリカの音楽やダンスを、ジャンベなどアフリカンドラムと共に披露するパフォーマンスグループの名前の由来は、アワジで活動しているので「アワジカン」。メンバーのうち6人が駆け付けてくれました(ここにも、けいすけさんが登場)。幼児教育のプロでもあるリーダーの味女(あじめ)ちゃんが、子どもたちや参加者を巻き込みながら、アフリカの大地から生まれた音楽の世界を、力強いドラムのリズムに載せて淡路の夕景に繰り広げてくれました。最後には皆で、アフリカンダンス!

□8月1日(月)
・キャンプ最終日。津名港バスターミナルから三宮へ移動。キャンプ初日に東神戸診療所での受診が出来なかった参加者のために、早めの出発となりました。三宮ではフリータイム。参加者はそれぞれの時間を自由に過ごして伊丹空港で集合となりました。
・15時40分、福島へ向けてANA3179便は離陸。16時45分、無事に到着しました。一人も怪我や病気をすることなく、夏のキャンプは終了しました。皆さん、また会いましょう!



□地元淡路での支援と、多くのボランティアの参加をいただきました。ありがとうございました。また、各地から多くの物資もいただきました。米、トマト、マンズナルインゲン、キュウリ、トウモロコシ、ズッキーニ、ニンジン、インゲン、シズムラサキ、夕顔、ブロッコリー、タマネギ、ナス、ピーマン、シソ、カボチャ、マンゴー、イチジク、サイダー、ジュース、素麺。ごちそうさまでした!




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